“感情労働”という言葉を聞いたことがあるでしょうか? お客様(カスタマー)を相手にし、自分の感情を殺して
対応している労働のことです。多かれ少なかれ、客商売であればあるでしょうが、特に介護職、ホテル業、航空会社のCA、
公務員などは、感情労働と言われるそうです。その感情労働の業界でよくあるのが“カスタマーハラスメント”です。
タイプは、時間拘束型(長時間ネチネチ型)、権威型(土下座強要型)、リピート型、暴言型、暴力型、威嚇・脅迫型、誹謗中傷型などがあります。
“お客様は神様です”ではないですが、それに乗じた厄介な客です。厚生労働所も問題視しており、ハラスメントの一つとして
取り上げ、HPの中で、対応策を教示しています。まずは、毅然とした対応を取り、個人で対策を取るのではなく、組織として
会社で対応し、即座に記録を残し、エビデンスを残していく。社内ルールの明確化。特に重要なのは、客へのハラスメントは許しませんという教育と周知をすることです。例えば、介護業であれば、介護の契約書の中に、本人だけでなくその家族からのハラスメントは許さないし、程度を越したものであれば、刑法、民法で訴訟にするところまで謳い、それも含めて署名してもらう。
厚生労働省の指針は下記まで、下記まで確認ください。